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三重県は23日、三重大や民間企業と連携して開発に取り組んでいる新型リチウム電池の試作品を発表した。正極と負極の間の電解質層を固体化した電池では、世界で初めて常温以下で作動させることに成功したという。開発に参加している同県産業支援センター(同県四日市市)は「実用化に向けて大幅な前進だ」と話している。【岡大介】
リチウム電池は携帯電話などに使われているが、電解質層には液体を使っているため、まれにガス化して火災を起こす恐れがある。固体化すれば安全になる上に、形状を自由に変えたり、低コストで大量生産できる利点があるが、これまで60度以上の高温でないと作動しない電池しか作れなかった。 そこで、低温でもイオンを通すポリマー(プラスチック)を開発し、今回の「全固体ポリマーリチウム二次電池」の試作に成功した。0度の低温でも正常に作動するという。同センターは「薄くて形状を変えられるため実用化できれば今後、普及が見込まれる電子ペーパーなどにも使える」と期待している。 【関連ニュース】 ザインエレクトロニクス(6769)は大幅続伸 「電子ペーパー向けLSIに参入」報道で関心を集める ディスプレー:電子ペーパー、3Dなど一堂に 国際展示会始まる ・ 「メダカのように泳いでます」=五輪選手団にもエール−野口さん、宇宙基地から会見(時事通信) ・ 1月のPC出荷は4割増の84万台 「ウィンドウズ7」効果(産経新聞) ・ 松島の世界遺産登録を断念、宮城県知事が表明(読売新聞) ・ 「テレビから懸賞に誘導」 QRコード広告企画に注目(J-CASTニュース) ・ 政府・民主党、各省政策会議の見直し協議へ(産経新聞)
by xahyidzcdc
| 2010-02-25 21:32
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